2009年を迎えた今、まさに時代は混沌の様相を強めています。 昨年2008年より大手金融．投機企業の破綻(リーマン．ショック等)に端を発する世界的な恐慌は世界各地で消費の停滞を招き、消費の停滞は即ち幅広い業界における「減産」に直結…そして減産は雇用解雇という「結果」をもたらし、大きな社会不安を生じさせてしまっております。 この流れは一時影を潜めていたワーキングシェア論の再加熱や企業における副業奨励など、これまでの雇用慣習からは考えられない・・・ まさに「変革」を起こしつつあります。 今後は、勤務先の企業や所属する組織だけに収入を頼るのでは無く、自ら運命と収入を切り開くだけの才覚と行動力が要求される時代が到来する…この、―見すると荒唐無稽とさえ思えるような未来予測さえ、もはや誰も否定はできますまい…。 が、しかし…維新の動乱後に財を築き、巨大企業グループ「三菱」の礎となった岩崎弥太郎氏、経営の神と崇め賞されるrパナソニック」創業の父松下幸之助氏も…およそ「経営の神」と賞賛される偉人の多くが、平等では無くむしろ混沌の時代に出現していることは、歴史が証言しています。 つまり、混沌の時代…rピンチこそが最大のチャンス』ともいえるのです。 無論、私達は何も「経営の神」になる必要はありません…「過ぎたるは及ばざるが如し」、必要以上に経済的な豊かさを求めても、結果的に人としての幸福が得られるという保障などないのです。 私達が目指すべきところは「経済的余裕、心身の健康、家族隣人との良好な関係、自分のために使える時間」．．．これらが高次元で両立された人生ですが、そのためにも必要充分なお金を生み出す方法は持っておきたいところですね。 数百円、欲をいえば全くのゼロ円…殆ど元手をかけずに、かつ「混沌の時代に、自力でお金を生み出す方法」をご提案すべく、本書を企画させていただきました。